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アメコミ世界のコマを渡る。コミックスゾーンの魅力とは?【メガドライブ末期の名作プレミアソフト】

コロンバスサークルさんのメガドライブ携帯機を手に入れて以来、私はメガドライブについて検索することが多くなりました。

 

ショップなどでも今だに需要があるのかファミコンソフトよりもメガドライブのソフトは値段が高めで売られています。

そして、メガドライブ後期には国内出荷数が少なくてプレミア価格が付いているソフトがいくつかあることを知りました。

その中で、私の興味をびんびんに惹いたソフトがありましたのでご紹介します。

 

 

コミックスゾーンをご存じですか?

 


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こちらのソフトは1995年発売でありメガドライブ末期に登場となったのですが、名作と言われておりまして 国内正規版は5~6万で取り引きされることもあります。

 

『そんな破格私に出せるはずはない・・・』

 

残念ながら海外流通品の安いのを購入。プレミアとしての興味よりもただゲームをプレイしてみたくなりました。

 




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このコミックスゾーン、その名のとおり

 

コミックの中の世界が舞台。

 

漫画の作者であり主人公のスケッチターナーが、ある日自分の描いた漫画のキャラクターであるモータスによって、自身の描いた漫画の中に閉じ込められてしまいます。

 



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※イカついおっさん2人のやりとり

(左ターナー右モータス)

なんというナイスな設定…

 

モータスの野望を打ち砕き、ヒーローとなるためにターナーは仕方なしに歩み出したのでした。

 


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こちらがスタート地点。

さっそくアメコミの世界が広がっております。

ひとコマにある仕掛けや敵キャラをやっつけると次のコマへと進めます。会話も吹き出しで漫画の世界観が溢れていますね。

こちらの女性はターナーをサポートしてくれるアリッサです。よろしく。

 


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このコミックスゾーンは右上にあるグリーンのライフゲージがなくなるとゲームオーバーとなります。

ステージをクリアすることで2回コンティニュー出来るようになる仕組み。

ABCボタンで攻撃、ジャンプ、ガード(カスタム可能ボタン)を使い分けて敵キャラと闘います。格ゲーのようなかんじです。

ライフゲージの上には3種類まで所持可能なアイテムが表示されています。

XYZボタンで使用します。

 


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※ミュータントをぶっ飛ばすの図。

実に爽快です。

 


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ミュータントを倒しました。

そのコマのイベントをクリアすると矢印が出て次のコマへと行けます。

 


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※このように実際にターナーがコマを渡り歩きます。

 

漫画のコマを渡りながらストーリーが進んでいくのもコミックスゾーンの魅力的な部分ですね。コマごとに分岐点があったりして、進むルートが変わるのも特徴的です。

 


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※ここは地下ルート。

 

ミュータントは至るところに潜んでいます。

ターナーがひとりごとを言ったり

『こんなキャラ描いたっけな?』とか

『おまえらの作者なんだからもっと優しくしろよ』と自虐的なことを言ったりして、敵キャラとのセリフの掛け合いも面白いところです。

 


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※見るからに怪しげな箱があったときの図。

 

この箱をどのようにすると次へと進めるのでしょうか?

 


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アメコミタッチで描かれた背景やミュータントには独特な味があります。

 


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コマの大きさもバラバラで縦長のコマもあったりします。ここは分岐点でしてコマをクリアすると左右にルートが別れます。

 


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※なにやら壁にレバーと時計みたいな仕掛けがあったときの図。

 

どうすれば次のコマへと進めるのでしょうか?

 


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なにやらボス的なドラゴンミュータントが現れましたよ。

パンチ キック あるのみっ!

あっ アイテム攻撃という手もあったんだった。

 


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次のステージへとやってきました。雪国でしょうか。

ちなみに地面にいるネズミは相棒のロードキルです。

アイテムとして使うことで登場するのですが、彼を使うことでステージをクリアしやすくなったりするのでかなり役に立つ存在です。足元で拾うことで何度でも登場します。

敵キャラにヤられてしまうので使う場面に注意。

あとアイテムは3つまでしか所持出来ないのでどれを持っていくか悩むときがあるかも。

 


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倒した敵キャラがもう一度復活するシーン。

マンガに手で上書きされたり、ターナーがダウンすると×印を打たれたりと、漫画を描いているかのような演出もユニークです。

この手は主人公ターナーってことなのかな。

 


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※ゲームオーバーとなったときの図。

モータスさん笑ってる。。

 


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最後にステージの進行具合がスーパーヒーローメーターで表示されます。

100%でスーパーマンみたいになれるようですね。ちゃっかりロードキルもリアルに描かれてます。

 

 

【コミックスゾーンも収録のメガドライブミニの詳細です】

 

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3シナリオ前半後半で全6ステージ。難易度設定もないのでボリュームは少なめですが、分岐点があるので一度では終わらない楽しみがあります。

 

~まとめ~

このコミックスゾーンの魅力はなんと言っても

 

アメリカンコミックスの世界。

 

特徴的なタッチの世界を主人公ターナーがコマを移動しながら進んでいく。

今までにありそうでなかったゲームシステムがとても面白く、愉快な格闘アクションゲームです。

国内正規版を手に入れなくても様々な機種でダウンロード対応していたり、メガドライブミニにも収録されています。

メガドライブ末期の名作ソフトをこの機会に楽しんでみてはいかがでしょうか?