餓狼伝説~宿命の闘い~・・・
そう、あの大ヒットを記録したカプコンのストリートファイターⅡと肩を並べ、格闘ゲーム人気を盛り上げていたSNKシリーズの始まりである。
私が餓狼伝説を知ったのは、小学生時代に駄菓子屋にあった1回50円の餓狼伝説2でした。だが、その頃は近くにあったガチャガチャやドラゴンボールカードダスに心奪われており、全くプレイする気がなかった。
印象的だったのは
斬影拳、斬影拳っ!!!
の声のみ。これは後にアンディ・ボガードの必殺技だったと知ることになる。
その程度の知識しかないにわか餓狼ファンを装ってきたのだが、マイブラザーのファインプレイにより餓狼伝説に触れることに。
SFC 餓狼伝説スペシャル。
今回紹介する予定である餓狼1よりもかなりパワーアップしている作品である。
キャラクターも豊富で私の好きなリョウ・サカザキも参戦しているので鬼アツである。だが、今回の作品もなのだがコマンド入力がシビアなのである。これは必殺技を出すことが快感な格闘ゲームにおいて痛恨な部分としか言いようがない。そしてスーファミの十字キーでは親指の皮が悲鳴を上げざるをえないという残念な部分も合わせ持っていた。
知る人ぞ知る難コマンドであるギースハワードの超必・レイジングストームなんてまず出せない。1、2回しか出したことがない。それを敵の隙を見計らってここぞとばかりに出すなんてほぼ無理なのであった。
あ、違う 今回は餓狼伝説1でしたね。
気を取り直しまして
1Pゲームモードでは主役級の3人から1人を選んで出てくる敵を倒しまくります。
真ん中テリー・ボガード、左ジョー・ヒガシ、右アンディ・ボガード(斬影拳はこのキャラ)。
キャラクターは総勢11人。
オプションで難易度を3段階に決められるのですが、ラスボスはギース。それと主役級3人もなぜか突然乱入してきます。
プレイしてみて対戦後の画像が何かストⅡみたいだなって思ったのですが、やはり開発者に共通点があったようです。
あと色々と思ったことがありましたが、何よりも
超必殺技がない。。。
これは予想外。パワーゲイザー使いたかったのに。やはり餓狼スペから入ってしまったので少し物足りなさを感じてしまった。
こりゃ つまんないか?と思ったらトンデモねぇ~のがいた。
VSモードでは敵キャラも使用して楽しめます。この緑のタン・フー・ルーという爺さん、なかなかやりおる。
あっ 両方ともタン爺さんに…
このタン爺さん気功の使い手っぽいが、歳のせいか少々頼りない気がする…
ところがどっこい。パワーが減ると
なぜかムキムキに…
どうした爺さんや。
そして、腕を広げてクルクルくるくると宙を舞う異様な必殺技。なぜだ、なぜにムキムキになって平行移動を繰り返す。分からん。意図がわからん。そして、またダメージを食らうと元通り。
いや、このゲームは格闘ゲームの先駆けかもしれないし他に触れたい部分が多々あるのだが、私にもタン爺さんの気功による幻覚みたいなのが見えているのかもしれない。もう、このゲームは私にとっては
タン・フー・ルー 一色
になってしもうた。タン・フー・ルー万歳。
ありがとう タン・フー・ルー。
これで終わってはせっかく観に来ていただいた方に申し訳ないので少しだけ餓狼伝説のいいとこを紹介して終わります。
いいとことは
奥行きがある。
手前と奥の2レーンでの闘いと攻防。敵のいるレーンへと飛び蹴りで移動したり、両方が一緒にレーン移動してそれを繰り返してなかなか攻撃が始まらなかったりとストⅡにはない要素も魅力的だと言えます。
このメガドライブ版は自由にレーン移動が可能なので、戦略に幅が出ますよねぇ。でも必殺技が出にくいのがこのゲームの難易度を上げている1番の要因かもしれませんね。
進化し過ぎた格ゲーに飽きを感じた方は、一度原点に還ってみてはいかがでしょうか。
何か発見があるかもしれません。
私はタン爺をみっけました。
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